羽生結弦選手に学ぶ人間力

 

羽生結弦選手が怪我から復活して見事金メダルをとったのは周知の通りですが、その氷上での演技の完成度の高さはもちろんのこと、彼の他人に対する応対の仕方一つ一つが正に称賛に値するものだと感じました。

ここまで全てにおいて出来が良いと同性としては嫉妬もしたくなるもんですが、嫉妬すら感じない(笑)。心から拍手を送りたくなるのは彼の人間としての完成度の高さなのでしょう。

応援してくれるファンへの気遣い、謙虚さ、後輩・スタッフへの気配り、選手としての心の強さ….挙げればキリがないぐらい全てにおいて素晴らしい。神対応ですよ。息子のような年齢ですが、いち人間として見習うべきと心得ます。

 

どこかの失言の多い政治家のセンセー方、少しは羽生選手を見習っては如何でしょう?(笑)

 

ゴールデンサークル

人の思考は「ゴールデンサークル」という3つの円のフレームによって階層をわけることができます。


①Why(なぜやるのか)
②How(どうやるのか)
③What(何をするのか)


これは技法などの説明をする時に必ずこの順に従います。それは子どもに理屈をえる時も同様。


これは何のための訓練なのか?
何をどうするための技法なのか?

目的を明確にすることで稽古に向かう意識が大きく変わるのは言うまでもありません。これは稽古のクウォリティーを向上させるために必要不可欠なファクターと考えます。 

 

頑張る横綱

神戸支部:広報室長・北薗さん。
体格は横綱級ですが、動きは非常に柔らかい。
稽古もほとんど休まず出席、大東流合気武道にも入門し、そちらの稽古も頑張ってます。ただし、袴が既製品でサイズがないので特別オーダーしているらしい(笑)。色々と余分に出費がかさんでますね(食費含む)。しかし、ホントに真面目に頑張ってる人です。将来は良い指導者になると思います。

 

あっ、これ違う。ウガンダやし….

 

 

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あかん!これは暗殺された人!

 

違う、違う、これは小錦!

なんかどれが本物か分からんようになってきた(笑)。

 

教えることは己自身の勉強

 

一昨日は珍しく和室で大東流合気武道の稽古。少人数ならこれぐらいの部屋のほうが落ち着いて稽古できますね。

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師となるべし。

正にこの論語の通り。誰かに何かを教えるためには、その何かに付随する色々なことに習熟していないとならない。そうでないと、誰かに何かを教えることはできません。

受けた教えをそのまま伝えるだけなら誰でも出来る。自分なりに正しく咀嚼し、それをより深く研究し工夫を凝らす。指導する者にはそれが必要なんだと改めて思った次第です。

究極の判断力

実戦において本当に必要なのは技術云々以前に圧倒的スピードの反応力と瞬時に状況を見極め的確な行動をとれる判断力に他ならない。

こればかりは何度も何度も実戦的訓練を反芻するしかない。与えられた環境、与えられた条件のなかでしか発揮できないようなものではなく、如何なる条件でも即時に対応出来なければ無意味である。

特に最近の子どもはある条件下の元でしか動けない子が増えている。想像力と野生の本能が著しく欠如しているような気がしてならない。


だからこそ、護身術という失敗が許されない世界では、第一に究極の判断力を子どもたちに備え付けてやる必要があると考える次第だ。

伝説の空手家が見学に

先週土曜のマスタークラスに無門会空手宗主・富樫宜資(とがしよしもと)会長が見学に来られました。我々の世代にとっては昭和の名作、梶原一騎原作「空手バカ一代」の中に出てきた伝説の空手家で、どこの流派にも属さず、たった独りで山籠り修行をし、独自の空手道を創り上げた凄いお方。去年、うちのメンバーでもある無門会空手・豊岡支部長の中井さんを通じてお会いすることができ、今回また新神戸スタジオで講習会を開催されるため前日入りされたため、神戸支部の稽古をご覧になられたという次第です。

 

さすがに富樫会長に見られての稽古は些か緊張しましたが、剣護身術として恥ずかしくないよう気合を入れてやりました。武道に関しては相当厳しい目をお持ちの方ですから、黒木代表ならともかく私程度ではもしかしたら児戯に等しい感じに思えたかもしれません。あえて批評なさりませんでしたが、そこがまた会長の紳士たる所以かと拝察致します。しかし今回の件は会長ブログにも登場しましたので、我が団体を気に入って頂けたのではないでしょうか(笑)。

 

いずれにせよ、こういった他流派の素晴らしい先生方と交流させて頂くのは色々と勉強になりますし、個人的にも格別の栄養となり得ます。稽古アフターで食事もご一緒させてもらい、そこで海外事情の話から始まり、最終的に会長御自ら席を立ってまでの最新の富樫理論の熱い講義になってしまい、参加したメンバー一同、非常に嬉しいオマケになりました。我々のような他流派で末席に座る者にも分け隔てなく昵懇にして頂き、全く有難い限りです。

 

会長と色々お話させて頂いて思ったのは、どことなく黒木代表にも近いものがあるな~と。山籠り~独りで修行~独自の理論を構築~新しい武術を創成。経歴も合致してる部分も多々あり、武道一直線なところ、常に進化の歩みを止めない現在進行系なところ、紳士で優しいところ….等々。とにかくアフターに参加したメンバーは相当得しましたね(笑)。富樫会長、本当に有難うございました。

アウフヘーベン的進化論

実戦護身術『剣』では対打撃・対武器において、「矛」と「盾」の関係性から的確な制圧を目指す技法を確立させようと黒木代表が理論を構築中であります。

例えば、ヘーゲルの弁証法を用いて説明するなら、事物や命題が「否定」を通じて、新たな・より高次のモノへと再生成されるというプロセスであり、それは


☆正(テーゼ)
☆反(アンチテーゼ)
☆合(ジンテーゼ)


という言葉に分類される。そして「正」「反」の対立関係からより高次の「合」(ジンテーゼ)が導かれることを、ヘーゲルは「アウフヘーベン」と名付けています。

とするなら、『剣』の技法はいまアウフヘーベン的に進化をしようとしており、無敵の護身術へとまた一歩近づいているのだと認識しています。

生徒の組手を見てるとまだまだ追いついておらず依然、力任せな組手に終始しておるようですが、「矛」と「盾」の論理をしっかりと理解してもらい、それを実際の組手で滞りなく生かせるよう指導に一層力を入れていきたいと思います。

苦節の連続

キッズクラス、稽古は面白いし、実戦に則した内容で非常に現実的だし、もっと生徒が増えてもいいのにな~と思うがまだまだ認知度が不足しているようです。今月から2Fの明るくて人通りのある場所にスタジオが移転するので、そこから発信力を高めていけたらと考えてます。

なかなか思ったようには物事は上手く運ばない。挫折と苦労の連続だが、それでも護身術が楽しい!って言うて習いに来てくれる子どもたちのためにもっと頑張らなあかん。どこまで苦節に耐えられるか我慢比べです。わたし、忍耐力だけは人一倍あるほうなので(笑)。

先週の稽古はより実戦を意識した内容で。刃物を所持した犯罪者に隅に追い込まれ、たまたま落ちていた鉄パイプ?か何かをゲットして、それを武器にしてエスケープするという設定のトレーニングを感覚が掴めるまでやりましたが、当然最初は追い込まれて刺されます。しかし、何回も繰り返すうちにコツを掴んだようで、最後は的確に刃物を叩き落として逃げました。

最後はお楽しみもかねてグラップリング相撲。普通の剣流グラップリングやるよりも子どもたちにはコチラのほうが愉しいようなので次回から相撲大会やります(笑)。これはいつもやってる体捌きとか柔術技法の身体の使い方を駆使して出来るので非常にいい稽古です。ただし高学年の女子は四股踏むのが恥ずかしいらしくて全然乗ってくれず….(泣)。