大野三段による大東流合気武道セミナー

剣護身術のルーツでもあり合気道の前身武術でもある大東流合気武道(柔術)。長らく秘伝とされ門外に露出することなかった大東流合気武道(本家)ですが、今回初めて一般公開される運びとなりました。現宗家は大東流中興の祖・武田惣角翁の直孫であり、数ある大東流の流派の中でも最も武田惣角翁の技を正確に受け継いでいる本家であります。その武田宗家が最も信頼を置いている愛弟子の大野裕迪三段が宗家直伝の技の数々を今回特別に披露してくれます。合気上げの代表される合気の基本鍛錬から護身術・格闘技にも活かせる実戦技まで3時間たっぷり稽古します。剣護身術・合気道関係者は元より他流派の方も自らのスキルアップにぜひ役立てて頂きたく思います。

■日時:2018年11月23日(金・祝)18:30~21:30(途中休憩あり)
■会場:神戸常盤アリーナ(兵庫県立文化体育館)2F柔道場
(〒653-0837兵庫県神戸市長田区蓮池町1-1)
*山陽電鉄・西代駅すぐ
■参加資格:一般・学生(ジャンル問わず)
■参加費用:6,000円(税込)
■申込み:神戸支部ウェブサイト・イベントページより

大切な仲間

以前に京都から神戸支部の稽古に通ってきてくれていた元少林寺拳士の川本さんが、勤務していた病院を辞め、京都の丹波橋に気功整体院を開院されたのが丁度1年前。一度伺わなければと思いながら中々の出不精ゆえに伺う機会を逃したままだったんだが、1周年キャンペーンで特別価格で診てもらえるというので厚かましくも予約入れさせてもらい、ついに先日行くことができた。

久しぶりにお会いした川本さんは相変わらず人懐っこい笑顔で出迎えてくれ、色々と雑談を交わしたあと、施術に。私が長年の腰痛の状態を説明すると、身体をチェックし、その腰痛の原因を骨格模型を使いながら丁寧に解説。なるほど!と納得のいく分かりやすい明確な説明。それから気功を使いながら歪んだ骨盤と背骨をミリ単位で丁寧に調整。気づけば、腰痛が嘘のように、いや何事もなかったかのように消え去っており、その魔法のような技術に驚嘆した。

しかし癖がついているため、またしばらくすると元に戻るだろうと言うので何回かは通院しなければいけないが、なにぶん痛みもなく超ソフトな整体なので毎日でもお願いしたいぐらいだ。神戸からだと大阪でいったん環状線に乗り換え、京橋で京阪本線に再度乗り換えなければならんので電車通院がちと不便なのが難儀であるが、それを差し引いても行く価値はある。次回は車で行ってみようと思う。

なにしろ川本さんの人柄がいいし、仕事に対しての姿勢が素晴らしい。患者のことを第一に考えてくれる先生だ。神戸支部在籍中は彼も私を信頼してついてきてくれていたし、私も彼に全幅の信頼を置いている。残念ながら開業のため『剣』を去ることになったが、今までもこれからも大切な仲間のひとりであることに変わりはない。せっかく縁あって『剣』で知り合った者同士、絆は大切にしていかねばならん。

人と人との繋がりが人生を豊かに彩ってくれる。だから人を大切にしたい。人を粗末に扱う人は自分も粗末に扱われる。それが自覚出来ない者は人の上に立つてはいかん。ニュースで大騒ぎになっていた某韓国企業のトップによるパワハラではないが、人の上に立つ者でお粗末な人間が何と多いことか。嘆かわしい限りである。

教育者、指導者としてのあり方

偉大な聖人や哲学者、キリスト、ブッタ、ムハンマド、孔子、ソクラテス、プラトン、アリストテレスは、皆、偉大な教師だった。指導者という言葉は、教育者という意味も含んでいる。彼らが教え伝えようとしたのは、何だったのか。それは、人生についてである。人間いかにあるべきか、いかに生きるべきか、その方向を教えられる者こそ真の教育者である。

 

昨今はその教育者・指導者の資質が著しく欠如している不埒者が世の中を跋扈しておる。表面上は恰も聖人然と装っていながら、人目につかぬところで悪事を働く、まるで詐欺師のような罪人がいわゆる「先生」と崇められていることに強い憤りを感じる。

 

特に我々のように、「女性や子どもたちのような弱者を護り、また自らを護るチカラを授け、社会平和のために身命を賭して全力を尽くす」と大きな旗を掲げ、護身術を指導する者は余計に身を正してその仕事に臨むべきであろう。もし、その指導者自身が粉飾された言葉とは真逆の行為を平気で行っているなら、これはもはや立派な詐欺師である。人に教える資格はない。すぐにでも是正されるべきで、そのような許されざる罪人は永久追放しなければならない。

我々に限らず、指導者と生徒との関係は信用・信頼で成立しており、その信頼を指導者自身が裏切るなら、もはやその者は指導者ではない。その信用・信頼を構築するのには弛まぬ努力と相当の時間を要するが、それを失うのは一瞬だ。ほんの少しの愚かな行為が自滅に導く。だから余計に我々は常日頃から襟を正し、正しき道を歩む努力を怠ってはならない。

私自身も褒められた人間でない。どちらかと言うと欠点だらけの不完全な人間であるからして、人一倍注意せねばならんと日々自分に言い聞かせています。